デザインコンペの案件です。オーダーは「若い人材のリクルート用のパンフであり、インパクトを求めている」とのことでした。
日南市にある宮崎FCLコンポーネント株式会社は、FCLコンポーネントグループの中でもリレーマザー工場として部品の製造と組み立てを行なっています。リレーという部品はとても小さな、指の先ほどの大きさなのですが、小さな電流で大きな電気回路（出力）のON/OFFを切り替える、見えないけれどなくてはならない部品です。電気信号を渡す「リレー」の役割と、社員さんや、引いては企業の社会的な役割とを、陸上競技のリレーと掛けて、バトンを渡す『繋ぐ人（ツナギーマン）』をコンセプトにメインビジュアルをつくりました。偶然にも「ツナギ」だった作業服で撮影となり、タイトルだけでなくビジュアルでも更にインパクトが増したように感じています。いろんな部門の心優しき使命感に燃えるツナギーマンたちのインタビューからは、明るく働きやすい職場の雰囲気が伝わります。